気付いたらもう30代。子供のころ思っていた30代とは少し違った日々。仕事・人間関係・健康・お金など不安が常に付きまとっていませんか?
そこで、30代ってどんな特徴があるのか?やるべきことは何?といった疑問を整理しました。
すると、悩み・迷いがある30代は人生のリスタートに絶好のチャンスというステージにいるとわかりました。
それには断捨離が最高の手段でした。
結婚や転職などを30代に経験し転機を迎える人は多いと思いますが、30代のすべての人が断捨離を経験すると誰でも人生の転機を迎えることができるでしょう。
30代になり、実際に断捨離を通してミニマリストになった私が30代のうちに断捨離をすべき理由を解説していきます。不安・悩み・迷いがある30代の方におすすめの記事です。
30代とは
人生100年時代。30代とはどのような年代なのか。若者?中年?「おじさん」より「お兄さん」と呼ばれたい今日この頃。30代について分析してみました。
30代の7つの特徴
理想と現実の差を感じたり、自分を周りと比べたり、20代の頃の余韻も残る30代。カテゴリー別にどのような特徴を持っているのか整理しました。
- ライフステージ
- 仕事
- 健康
- 美容
- お金
- 趣味
- 自己分析
①ライフステージ
独身1人暮らしからパートナーとの2人暮らしに変わる人も多いでしょう。婚活、結婚、妊活、出産、子育てなどの家庭に関する変化が一番多い年代です。
②仕事
20代は社会人になりたてで上司に指導されながら挑戦と失敗の繰り返し。30代は責任ある立場で指導する側に多くの人がなるでしょう。キャリアアップ、転職、独立起業などの働き方に変化が生まれ、挑戦の日々は続きます。
③健康
20代の頃は体力に自信あり。しかし、30歳を過ぎてから何もしていないと体力低下を実感します。運動習慣が定着していると将来の健康も安心です。また、パフォーマンスを100%発揮するために体調管理を徹底することも必要でしょう。とくに睡眠は最も重要。寝室環境にこだわり7時間以上はマストです。食事はバランスよく腹八分目がベスト。
④美容
肌、髪にハリや艶がほしい。日々のスキンケアや食事、運動の習慣によって若く見られるか老けて見られるかは変わるでしょう。おそらく30代が最も変化しやすい年代では?「お兄さんorおじさん」「お姉さんorおばさん」の境界線は30代でしょう。
⑤お金
将来を見据えた貯金がコツコツたまってきて収入も安定している30代もいれば、貯金をして将来に備える意識があまりなく、収入も不安定、お金の不安が常にある30代もいます。
⑥趣味
お金に余裕が出てきた30代は趣味の幅も広がるでしょう。お金のかかる趣味を楽しめる年代です。また、お金がなくても楽しめる趣味がみつかってくるでしょう。料理・筋トレ・散歩はおすすめです。
⑦自己分析
自分の好き嫌いがわかってくる年代です。周りに合わせることなく、自分が本当に好きなものがわかってくるでしょう。自分のことは知っているようでいて意外とわかっていません。30代は好き嫌いの方向性が定まります。20代以上に自己分析の精度が高まるでしょう。

30代は「人生の土台を築く年代」とも言えます。自然と自分の生き方や価値観がはっきりしてきます。自分らしさを確立しましょう。
30代のメリット
30代の強みはなに?武器は?メリットを考えてみました。
- 体力・経験・可能性があること
- 見栄・執着心がないこと
- 自己分析・ライフプランが見えてくること
メリット①体力・経験・可能性があること
30代が持っているモノはいくつかあります。身体的な体力は20代の頃に比べると衰えてきますが、まだまだ体力がある年代でしょう。むしろ精神面の体力も含めた心身の体力では全年代の中で最も高い年代ではないでしょうか。
20代の頃の挑戦・失敗経験がある30代はその経験を踏まえた行動力があります。勘も働きます。つまり、体力と経験を共に備えた30代はさらなる挑戦ができ、可能性は無限大に広がっているとも言えます。
メリット②見栄・執着心がないこと
20代の頃のような周りの目を気にすることが無くなってくる30代。見栄を張ることが無くなっていることに気づきました。自分にとって不要なモノに対して執着することはありません。自分にないものはない。流れに身をゆだね、自分の軸が育っていくでしょう。
あなたはブランド品・純正品・グレードといったモノに価値を感じますか?
メリット③自己分析・ライフプランが見えてくること
学生時代に自己分析をして進学、就職を選びました。ただ、本物の自己分析って10代20代ではできないと思います。30代になって初めて本当の自分が見えてきます。そして、40代50代と続いていくでしょう。
自分の好き嫌い、得意不得意がわかってくるとライフプランが立てるようになります。「何歳に何をしよう、何歳までにはこうなっていたいな。」といった人生の計画を立てることができます。

ライフプランを立てると30代ってまだまだ若者ですね。
可能性が無限大に感じます。
30代にやるべきこと
大きく9個のカテゴリーに分けてまとめました。
- 仕事
- 人間関係
- 時間
- 健康
- お金
- 趣味
- 自己研鑽
- 人生設計
- 挑戦・体験
30代にやるべきこと①仕事
どんな仕事が得意か分かってくる30代。この仕事で生きていく!と決めることができたら最高でしょう。また、会社員・自営業のどちらで働いていきたいか方向性も決めましょう。そのために必要なスキルや知識を身に着けておくことも大切です。
30代にやるべきこと②人間関係
まずは、親孝行をしましょう。物のプレゼントよりも食事や旅行などの体験型がおススメです。
暮らしについて、独身スタイルか、家庭を持つのか、子供も作りたいのか決めましょう。私は20代に結婚しましたが、夫婦はいいですよ。30代は婚活期間、新婚期間、子育て期間になる方も多いと思います。自分の暮らしはどうしたいですか?
人脈について、多く広げましょうと言われることもありますが、私は、自分にとって大切な人脈をつくることが大切だと考えます。たとえ少数でも付き合う人は選ぶべきでしょう。人間関係の断捨離とも言えますね。20代の頃の友人との付き合い方も減ってくる時期です。私は自分にとって心地いい人としか付き合っていません。
30代にやるべきこと③時間
時間の使い方を見直しましょう。何時に起きて何時に寝ますか?スマホはどれくらい見ますか?TVは?空き時間に何してますか?
時間管理を徹底し、生活の質を高めることが責任ある30代には求められます。
30代にやるべきこと④健康
健康管理を始めましょう。生活習慣の改善で未来の健康を守ることができます。やるべき習慣は主に3つ。睡眠・食事・運動です。睡眠時間を削って仕事やプライベートにあてるべきではありません。7時間以上は必須。食事は3食とる必要はありませんが、栄養を意識しましょう。運動は身体を動かせばなんでもOK。まずは散歩から始めましょう。
30代にやるべきこと⑤お金
お金の管理を見直しましょう。家計管理していますか?自分が何にいくら使っているか知ることはとっても大切です。自分にとって本当は不要なモノに毎月・毎日お金を払っていませんか?家賃・スマホ代・サブスク代・年会費・コンビニで買っているものなど、見直してみると年間で多くの金額が浮きます。また、投資や資産運用を始めることも30代は大切です。
30代にやるべきこと⑥趣味
没頭できる趣味を見つかっている人は羨ましいです。新たな趣味を見つけて生活に彩りを加えることができると暮らしが豊かになるでしょう。私は30代から料理が楽しくなってきました。散歩・筋トレもおすすめの趣味です。
30代にやるべきこと⑦自己研鑽
毎日学べていますか?本・YouTubeなどで色々なことが学べます。セミナーに参加しても良いでしょう。キャリア形成のために資格取得を目指したりデジタルスキルを習得して社会の変化に対応することや副業を始めてみてもいいですね。学習で知識を広げる自己研鑽はその後の強力な武器になります。
30代にやるべきこと⑧人生設計
人生設計とは、人生の目標を明確にすることです。まずは、自分の価値観を見つめ直す時間を取りましょう。そして年代別の目標を立て、なりたい40代を想像しておきましょう。
人生設計をすることでスキルが棚卸されたり今しかできないことに投資できます。定期的に自己評価を行い、自分をアップデートしましょう。
30代にやるべきこと⑨挑戦・体験
新しいことに挑戦し続けたり、旅行や冒険で新しい体験を積むことは20代に経験する人も多いでしょう。それを30代でも続けている人は果たして多いでしょうか?失敗を恐れずにチャレンジすることは若い時がいいと言われますが、30代はまだまだ経験値が低い年代です。やったことのないこと、やってみたいこと、どんどんやりましょう。
断捨離も体験のひとつです。人生で一度も断捨離を経験したことのない人は30代のうちに断捨離にチャレンジすることをおすすめします。今後の人生がより洗練されるでしょう。

自分磨きと未来への投資の日々。
私は日記をつけて1日1日を大切に過ごしています。
断捨離を30代にすべき3つの理由
なぜ、断捨離を30代にやるべきなのか?それは3つの理由があります。
- 自己分析できている
- 20代に次いで体力がある
- 時間を得ることができる
理由①自己分析できている
30代の自己分析は完成度が高いです。10代、20代の頃はぼんやりと自分という人間の特徴を認識できていたでしょう。これが、30代だとはっきりと好き嫌いや得意不得意がわかっています。
つまり、自己分析ができていることで人生にとって必要なモノと不要なモノがはっきりしているでしょう。これは、断捨離をするうえで最も大切な軸ができていると言えます。基本的に断捨離は全世代におすすめですが、30代が最もおすすめする年代です。
理由②20代に次いで体力がある
身体的な体力は20歳がピークと言われ、その後は何もしないと衰えていきます。断捨離には物をいるかいらないか判断し、仕分け、処分するといった体力が必要です。つまり、体力のない状態では断捨離が進みません。
30代は20代に勝らなくても全世代の中では比較的高い体力を持ってます。これは断捨離に適した年代です。体力がある30代のうちに断捨離で所持品を整理しましょう。
理由③時間を得ることができる
断捨離はモノを少なくする行為です。この結果、多くのモノを得ることができます。そのひとつが、時間。
30代は仕事にプライベートに忙しい。子供がいれば育児でより忙しい。
だからこそ断捨離後の生活は時間を得たことで片付け・掃除が楽。片付けしやすい。といった時間の余裕を感じやすいでしょう。物が少なることでその物に費やしていた時間を別の時間に使えるようになります。

引越しの現場で「私の荷物量って多いですか?」とよく聞かれます。自分の所持品が一般的に多いのか少ないのかわからないものですよね。9割以上の人が荷物量多めかなー。(^^;)
30代の断捨離 やり方
断捨離を30代でやるうえでおすすめのやり方は以下の5つ。
- 宅配買取で売却する
- リサイクルショップに売却する
- フリマアプリで売る
- ほしい人にあげる
- 捨てる
やり方①宅配買取で売却する
初心者でも簡単で自宅で完結するため便利です。不要品がお金に変わるためお得な断捨離です。また、早く断捨離をすることも強みです。
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やり方②リサイクルショップに売却する
近所のリサイクルショップに不要品を持ち込む手間がいりますが、お金に変える方法のひとつです。ただ、買取不可の物は持ち帰るハメになる可能性もあるので要注意。
やり方③フリマアプリで売る
こちらも不要品をお金に変える方法のひとつ。金額を自分で設定できる点はいいですね。私は物がどうしたら売れるか、フリマアプリで学べました。一方で物が売れないと断捨離は進みません。
やり方④ほしい人にあげる
周りにほしい人がいればあげましょう。これはもらう人もあげるあなたもお互いハッピーです。人とつながる断捨離は喜びの連鎖が続くでしょう。
やり方⑤捨てる
最速で断捨離が進みます。思い切って物を捨てることで3日で結果が出るでしょう。処分費用が必要になるかもしれませんが断捨離を最速で進めたい人にはおすすめです。

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他にも自分に合った断捨離をしよう(^^)/
30代の断捨離 コツ
断捨離を失敗しないためにはちょっとしたポイントをおさえましょう。
- 期限を決める
- とにかく捨てる
- 重要なモノのみ残す
コツ①期限を決める
断捨離は一度ですべて片付けようとしないという意見もあるが、期限を設けて短期集中で断捨離を達成させることが大切だと思います。理想は1日で1部屋やっつけるイメージ。本気の断捨離は1週間もあれば達成できるでしょう。
コツ②とにかく捨てる
捨て過ぎないという意見もあるが、自分の中での最低限必要なモノ以外は捨てるべき。経験上、断捨離が進まないです。今の自分や住んでいる住居に合った量を考え、とにかく捨てましょう。
コツ③重要なモノのみ残す
迷った時は保留にすることも大切ですが、重要なモノのみ保留にしましょう(保険・金融関連の重要書類や思い出の品)。つまり、迷ったら「重要か?重要じゃないか?」を考えてみてください。たいていの物は「重要ではないかな。」となるでしょう。

私は解約した保険に関する書類を捨ててしまい、数か月後に情報不足で苦労しました。重要なモノは不要かどうか慎重に判断しましょう。
断捨離の判断基準は?
断捨離達成率別に4段階に分けて考えました。
- 断捨離達成率80%【重要かどうか】
- 断捨離達成率50%【必要かどうか】
- 断捨離達成率30%【好きかどうか】
- 断捨離達成率10%【使えるかどうか】
断捨離達成率100%が本当に必要なモノだけに囲まれた暮らしとすると、重要かどうかを基準に断捨離をすることで80%は達成できます。
現時点で必要と思えないものは、今後も使う可能性は低いですので捨てましょう。どうしても必要になったら、その時点で買い直せば良いんです。
また、その物が好きか?使えるか?で断捨離を進めていくとマジで断捨離できないのでおすすめしません。

達成するためには時間制限や価値観の“基準”をつくろう。
(例:1週間以内に不必要なモノは断捨離する)
30代に手放して良かったモノ
30代でミニマリストになった私が30代に手放して良かったものを一覧にまとめました。形がある物が紹介されがちな断捨離ですが、形のないモノもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
形があるもの
衣類・アパレル
- クローゼットびっしりの服
- 学生時代から着ていた服
- スーツ、ネクタイ、靴下
- 似合わない帽子
- ネックレス、アクセサリー
- 腕時計
- 使っていないカバン
- ビジネス用カバン
- リュックバッグ
- 履いていない靴
- ブーツ
- ビジネスシューズ
季節もの
- 水着
- ウィンタースポーツ用品
- キャンプ用品
キッチン用品
- 使わない食器
- お酒
- ジャンクフード
- インスタント食品
- レトルト品
- ハイスペックの機種(レンジ・炊飯器・掃除機)
リビング用品
- ソファ
- インテリア雑貨
- 本
- 漫画
- 雑誌
- CD
- DVD
- ゲーム機器(ファミコン・プレステ)
- カードゲーム
- カメラ
- プレゼントされたもの
- 想い出のもの
- 保管していた書類
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スマホ内
- 連絡先
- アプリ
- メール
- 写真

物を捨てると視覚的にスッキリします。(^^)
「部屋ってこんなに広かったんだ」と気づけました。
形のないモノ
情報
- 必要のない情報
- 受動的に受け取ってしまう情報
- 目的のない情報
- TV、SNS
人間関係
- 必要のない付き合い
- 無理して合わせなくてはいけない相手との付き合い
- 自己中心的な人
- 見返りを求めてくる人
- マウントをとってくる人
やりたくないこと
- 飲み会、結婚式などの誘い
- 時間とメンタルを奪われるモノ
その他
- 他人軸
- 完璧主義
- 結果

断捨離の本質は“形のないモノ”にあるでしょう。
これができたら自分らしさの完成ですね!
まとめ 断捨離は30代の必修科目
断捨離という体験を30代にやってきて本当によかった。心の底から思います。
断捨離で得た価値観
30代の断捨離は物の整理だけではなく、人間関係の整理や気持ちの整理をする作業です。
一度手放すとモノへの価値観が変わる。自分の生活や人生になくてはならないものと思っていたものでも手放したことで案外なくても生活は変わらないことに気づきます。むしろ人生が好調する不思議な感覚。
30代の今、唯一無二の自分にとって何が必要な物・人間関係・思考なのかを考えてみてください。
周りに合わせる必要はない、自分が判断している主体的な感覚。固定観念に縛られることなく自分にとって必要かどうか考えることで自分の殻を破ることができるでしょう。
断捨離で得た感情
断捨離を30代に行って得られた気分を言語化すると?
「スッキリ、前向き、元気、明るい、解放、さよなら、ありがとう、感謝」
といった、ポジティブな言葉からモノへの感情まで湧いてきました。ごみを捨てるときに感情は湧きませんが、不要品を捨てるとなると不思議と感情が湧いてきます。
断捨離で人生の中盤戦がスタートする
令和の現代は「人生100年時代」といわれます。
つまり、50歳が人生の折り返し地点にあたります。これは、40代までを人生の前半戦。50代からを人生の後半戦とも言い換えることができます。
では、人生を3分割してみると?33歳・66歳が節目になるでしょう。つまり、人生を前半・中盤・後半の3段階に分けてみると、30代は中盤戦です。
体力・経験があり自己分析できている30代は人生の前半戦以上に暮らしを豊かにできます。
私は断捨離を30代にやったことで30代はリセットされた新しい人生のスタートに感じました。20代は学生感覚や若々しさが残っていてもいいでしょう。30代は人生の中盤戦のスタートライン。30代は過去30年間の経験を生かした別人になっていきましょう。
そのためには30代で一度リセットすることが大切。つまり、30代のうちに宅配買取などで断捨離体験をしてみましょう。自分にとって重要なモノが見えてくるでしょう。

人生に必修科目があるなら断捨離はそのひとつ。
断捨離が30代あるあるのひとつになったら嬉しいです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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