引越し日が決まってもやるべきことは多くあります。それは、電気、水道、ガスなどのライフラインの手続きです。
賃貸でも持ち家でも、自分でやることは何があるのか?確認しておきたいですよね。
今回の記事では水道の手続きについてプロの引越し屋目線で分かりやすく解説します。
現役のプロの引越し屋として数多くのモノと触れあってきた目線で
「モノと暮らし」について考えを発信しています。
2020年からできるだけ必要で好きなモノだけで暮らす断捨離ライフを実践中です。
【結論】水道の手続きは2つすることが必要
引越しに伴って行わなければならない水道の手続きは1つではなく2つあります。
それは、現在住んでいる住居と引越し先の住居への手続きです。
現在住んでいる住居では「使用停止」の手続き、引越し先の住居では「使用開始」の手続きが必要です。
手続きの連絡先は地域・自治体の水道局です。住む地域によって異なります。

連絡先は「地域名 水道局」や
「地域名 水道 手続き」で検索しましょう。
①【使用停止】現在の住居でやること
【使用停止】手続きの流れ 3ステップ
①連絡先を確認する
現在お住まいの自治体の水道局に問い合わせましょう。
②使用停止を申し込む
電話、インターネット、窓口などで手続きできます。引越し日の1週間前までには申し込みましょう。
- 契約者名
- 使用停止希望日
- 旧居の住所
- お客様番号(検針票や請求書に記載)
- 退去後の連絡先
- 清算方法(口座振替・コンビニ払い など)

料金の精算方法は口座振替・クレカ払い・コンビニ払い・銀行振込などあります。どのような支払方法になるのか確認しましょう。
③メーター確認・閉栓作業
お住まいの自治体の水道局から担当者が訪問し、メーター確認後に閉栓します。
②【使用開始】引越し先の新居でやること
【使用開始】手続きの流れ 3ステップ
①連絡先を確認する
引越し先の自治体の水道局に問い合わせましょう。
②使用開始を申し込む
電話、インターネット、窓口などで手続きできます。引越し日の1週間前までには申し込みましょう。
- 契約者名
- 使用開始希望日
- 新居の住所
- 連絡先
- 支払い方法(口座振替・クレジットカードなど)
③メーター確認・開栓作業
自分で開ける場合と水道局の担当者が開栓する場合があります。

ほとんどの場合、立ち会い不要で開栓できます。ただし、止水栓が閉まっている場合は、メーターボックスを開けて自分で栓を開ける必要があります。
【注意】水道の手続き 5つの注意点
- 水道局の管轄が変わる場合は、それぞれの水道局で手続きが必要です。つまり、連絡先が2カ所あるということです。
- 賃貸の場合は大家さんや管理会社が手続きすることもあるので事前に確認しましょう。
- 1~2週間前までに余裕をもって早めの手続きをしましょう。特に引越しシーズン(3〜4月)はとても混雑します。
- 立ち合いなど水道局の担当者が訪問してくる場合は引越しの時間帯と別の時間帯に調整しましょう。重なってしまうと、とてもバタバタします(>_<)
- 電気・ガスの手続きも同時に進めるとスムーズです。

引越し日当日は引越しスタッフが動き回ります。水道をはじめ管理会社やガス会社など、多くの関係者が集まってしまうと非常にごちゃごちゃして大変な状況になってしまいます(;”∀”)
各種の手続きはお早めに!
【まとめ】1週間前までに水道の手続きを完了させよう
引越しに伴う水道の手続きは2つの手続きが必要です。
それは、現在住んでいる住居と引越し先の住居への手続きです。
手続きの連絡先は住居がある地域・自治体の水道局です。つまり、引越し前と引越し先が同じ管轄の水道局であれば連絡先は1つで済みます。一方で、引越し先が別の都道府県・区・市町村になる場合は連絡先が2つになります。
水道は重要なライフラインのひとつです。手続きのトラブルやバタバタしないためにも引越し日の1週間前までに確実に手続きしましょう(^^)/
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
コメント