「引越し後の冷蔵庫は電源をすぐに入れてはいけない」と聞いたことはありませんか?また、「冷蔵庫のコンセントはどうしよう」と悩んだことはありませんか?私は引越しの現場でお客様からよく質問されます。
今回の記事では、引越し後の冷蔵庫について、どのようなことに気を付けたらよいのか解説していきます。記事内では、我が家で使っているPanasonicの冷蔵庫を例に解説しています。
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引越し後、冷蔵庫の電源は入れてOK
結論から言うと、引越し後は冷蔵庫の電源をすぐに入れても大丈夫です。ただし、冷蔵庫内の商品説明に「ノンフロン」と記載されている場合です。
後で詳しく説明しますが、フロン式の冷蔵庫はすぐに電源を入れると故障してしまう可能性があります。引越し業者に中にはこの知識を知っている人と知っていない人に分かれます。「知識のない人に電源を入れられて故障してしまった」と悲しいお声を聴いたこともありました。

引越しを失敗しないために正しい知識をつけておきましょう。
冷蔵庫は2種類ある
引越しで多くの冷蔵庫をお運びしてきましたが、冷蔵庫は基本的に2種類に分かれます。
①フロン式
フロンガスを使っていて、昔の主流でした。約2000年以降、環境への影響から廃止傾向に進んでいます。

引越し後、フロン式の冷蔵庫は電源をすぐに入れず、
1~2時間後に入れましょう。
②ノンフロン式
ノンフロンガスを使っていて、現代の主流で使われています。購入時期・製造年が2010年以降であればノンフロン式でしょう。

コンセントの位置によっては自分で行うのが大変な場合があります。
引越し業者さんに電源の差し込みをお願いしましょう。
現代の主流はノンフロン冷蔵庫
Panasonicのホームページによると時代の変化による冷蔵庫の変化がわかります。
冷蔵庫の寿命は10年と言われます。つまり、現代で使われている冷蔵庫はノンフロン式と言ってよいでしょう。

たまに10年以上前の冷蔵庫を大切に使われている方もいるため、お使いの冷蔵庫のタイプを確認しましょう!(冷蔵庫の中に記載されています)
冷蔵庫の電源の入れ方
冷蔵庫を設置する際に、コンセントはどこに挿せばよいのでしょうか?
上の方?下の方?
正解はコレです↓
たまに、逆さに挿しこまれている姿を目にしますがコードに負担がかかるため危険です。取扱説明書にも、「コードを下向きに、電源プラグは根元まで確実に差し込む」と記載されていました。

引越しでは事前にどこに冷蔵庫を設置するか決めておきましょう。冷蔵庫のドアの開き方によってはベストポジションが変わってきます。
まとめ 引越し前に冷蔵庫のタイプを確認しよう
引越し後に冷蔵庫の電源をどうすればいいか解説してきました。
冷蔵庫はフロン式とノンフロン式の2種類のタイプに分かれます。お使いの冷蔵庫がどちらのタイプか冷蔵庫の中を見て確認しましょう。
- フロン式…すぐに電源を入れないこと。引越し後、1~2時間後に入れましょう。
- ノンフロン式…すぐ電源を入れても大丈夫です。(^^)
約2010年以降はノンフロン式の冷蔵庫が普及しているため、現代で使われている冷蔵庫の大半がノンフロン式と言えます。そのため、引越し後の冷蔵庫は電源をすぐに入れても大丈夫です。
また、コンセントに挿し方も注意点。コードを下向きに、電源プラグの根本までしっかりと差し込みましょう。
冷蔵庫は家財の中で最も重量級の荷物です。そのため、正しい知識で大切に扱っていきたいですね。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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