引越しの仕事を始めてから、荷物を家やアパートではなく、トランクルームに搬入したことがあります。そのお客様いわく、「普段頻繁に使うものではなく、家の中に置いてしまうと収納スペースを圧迫してしまう」とのこと。トランクルームという存在を初めて知りました。
それから街中を見ると、意外と様々な場所にトランクルームやレンタル倉庫といったサービスを提供している場所がありました。物にあふれているこの時代に需要が高い証拠でしょう。
物が少ないことが正義ではありませんが、物との付き合い方は人生や性格を変えるほどの大きなパワーを待っていると思います。そこで、トランクルームの上手い活用術を調べてみました。
- トランクルームの活用法を知りたい
- 引っ越しに伴う荷物の仮置き場を探している
- 家の収納が少なくて困っている
このような方へ、トランクルームの活用法をお伝えしていきます。
この記事を読むことでこれらのスキルを得られます。
- 居住空間には物を置かずに物を管理することができる
- 広い家や倉庫がなくても多くのモノを管理できる
現役のプロの引越し屋として数多くのモノと触れあってきた目線で
「モノと暮らし」について考えを発信しています。
2020年からできるだけ必要な物を厳選し、好きなモノだけで暮らす
断捨離ライフを実践中です。
トランクルームとは?
皆さんはトランクルームと聞いてパッとイメージできますか?意外と町中に多く目にすることができると思います。コンテナのようなプレハブのような箱型の建物が10個以上ほど置かれているアレです。サービスは20年以上の歴史があるとのことです。
私は室外タイプしか見たことがありませんが、空調を完備している室内タイプもあるみたいです。
住んでいる地域によってもトランクルームの数は異なりますが、ぜひ周りを見渡してみてください。たぶん、1つはあると思います(^^)
月額利用料の他に初期費用(鍵代など)があります。契約する部屋の広さや契約期間によっても料金は変わりますが、数千円~使えるため気軽に試してみれそうですね。
おススメの活用方法(3選)
トランクルームを上手く活用すれば家の物が少なくスペースを活用できたり管理する労力を削減できるでしょう。私が考えるトランクルームの活用方法です。
①使用頻度が毎月ではないもの
毎月イベントごとは必ずあります。そこで登場する飾り物・人形などは数週間しか使わないでしょう。
そうした使用頻度が毎月ないものを家に置いておくとどうなるか?物にあふれた部屋になり、収納スペースがどんどん奪われるでしょう。収納場所によっては埃やカビの影響もうけます。お人形、クリスマスツリー、こたつ、扇風機などをトランクルームで保管することでお部屋がびっくりするほど広く感じるでしょう!
逆に毎月使うものは手元に置いておいた方が便利です。毎月のようにトランクルームから出すほうが手間と時間を奪われますからね。
②アウトドア・カー用品
実際にトランクルームを活用している利用者はバイク・キャンプ用品・カー用品を預けている人が多いデータがあります。
バイクにシートをかける手間がない上、鍵をかける必要がないため盗難などがない安心感があります。また、キャンプに行くときにトランクルームに立ち寄れば準備や段取りが簡易的になりそうですね。
引越し業をしていていろいろなアパートを見ると、倉庫がない物件は意外と多くあります。仕方なく、ベランダや室内でタイヤなどのカー用品やアウトドアグッズを管理しなければなりません。それが1階ならまだしも3階、4階だといちいち下ろしたり、持ち上げたりする手間が大変です。
トランクルームはどのような環境に住んでいる方にも大活躍するでしょう。
③断捨離したいもの
今住んでいる家から不用品をなくしましょう!果たして家に置いてあるすべての物を1年間で一度でも使っているでしょうか?
クローゼットや衣装ケース内の服、下駄箱の中の靴、シンク下の調理器具・食器などただ置いてあるだけの物がどれくらいあるでしょうか?
ぜひ、不用品を断捨離しましょう。ただ、いきなり処分や買取に出すのではなく、一度、家から出すことをおススメします。
そうすれば、自分の物であるまま距離を置くことができます!
人も物も距離をとることで本当に大切で必要ならまた近づけばいいと思いますよ☺
人生にトランクルームという選択肢を。
物は保管の仕方によっては傷んでしまったりカビが生えてしまったり残念な結果を招きます。また、貴重品や高額商品の保管は安全面も重要ポイント。トランクルームは物の多い今の時代にぴったりのサービスだと思います。
物を大切にすることは自分の幸福感を高めてくれるようにも感じます。トランクルームの利用者の中には保管のレイアウトを工夫して楽しみながら物を大切に扱っている人が多いようにも感じました。
私も物を大切にし、気に入ったモノだけに囲まれた暮らしをしていきたいです。最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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